2008.10.10 Friday
花のある風景

オープンに先駆け、すずめ2階ギャラリー(仮称)で、山村御流の生花教室を定期的に開催していただく事になりました。先週、2回目の授業があり、先生に生けていただいたのが写真の作品です。今回は雲仙つつじの枝と藤袴の花。むさ苦しい準備中の店内で、この部分だけ輝いています。日本人でよかったなぁとしみじみ思える、削ぎ落しの美。
生けられた作品を見るのももちろんですが、その過程を見ていられるのが今の私の特権で、先生がパチンパチンと鋏を入れられる度にドキドキします。えっこれも?その枝も?と言いたくなってしまうほどどんどん切っていく先生。でも解説を聞き、切られた結果を見ると、なるほどその方が美しい…。先生に出会うまで、こんな生け方があるとは知りませんでした。カルチャーショック!
セオリー通りに生ければなんとなく見栄えよくなる、というものではなく、その一枝と真剣に向き合わなければいけません。向き合うと今この命を頂いている、という思いが湧いてきます。枝の伸び方、花や葉の向きと添いながら削ぎ落とす。なかなか難しく、有り難く、楽しいものです。ちなみに削ぎ落とした枝や花は別の花器に生けますので、ご心配なく。
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